【初心者向け】ダイビングを安心安全に楽しむコツと注意点【不安解消】

安心安全ダイビング旅行

 

こんにちは!

島んちゅダイバー海人です。

沖縄といえば綺麗な海!ですよね。

沖縄旅行で始めてのダイビングを計画している人も多いはず。

『泳げないけど大丈…?』
『溺れないか心配…』
『サメが怖い…』

などなど…

初めてのダイビングに不安はつきものですが、事前にちょこっとダイビングのことを知り、ちょこっとコツを覚えておくだけで、美しく癒やされる海の世界を最高に満喫できますよ。

この記事では、水中で快適に過ごすためのコツトラブルへの対処法に加え、満足度を左右するショップの選び方など幅広くご紹介しています。

『体験ダイビング』を計画している方や『初心者ダイバー』の方にも役立つ内容となっていますので、さくっと予習をして、初めてのダイビングに向けて今ある不安を解消しちゃいましょう!

 

『体験ダイビング』と『ファンダイビング』の違い

船から海に飛び込む人

まずはじめに『体験ダイビング』と『ファンダイビング』の違いについて。

ショップのメニューに『体験ダイビング』と『ファンダイビング』があるけど何が違うの???

どっちを選べばいいのか、一瞬だけ迷うかもしれません。

簡単にいうと、ライセンス(Cカード)を持ってない方は『体験ダイビング』で、講習を受けてライセンスを取得したという方は『ファンダイビング』となります。

 

体験ダイビング
ダイビングのライセンスを持っていない方を対象にしたコースで、インストラクターが付き添い安全管理のもと楽しめるダイビングです。健康な方なら誰でも参加することが出来ます。

 

ファンダイビング
ライセンス(Cカード)を取得した人が体験できるダイビングです。自分で機材操作し安全管理をしながら自由に楽しむことができます。

 

体験ダイビングを経験して本格的にダイビングを楽しみたい!もっと自由に潜りたい!と思えた方はライセンス講習を受けてCカード取得をおすすめします!

 

ライセンスの取得方法については別記事でまとめています。ご参考にどうぞ!

ダイビング前に不安を解消しよう!

水中の泡

陸上で生活する私たちにとって海の中は未知の世界で、そんな海の中に長時間滞在するとなると、いくつもの不安が頭をよぎりますよね。

海に入る前に、まずはその想像している不安を消し去りましょう。

ダイビングの不安①:泳げないけど大丈夫?

大丈夫です!ダイビングは泳げなくても楽しむことができます。

実はわたし自身も、プールで泳ぐのは大の苦手です。
平泳ぎなんて10メートルくらいしか進みません(笑)

そんな私が思うのは、ダイビングは浮くことさえできれば誰でも出来るということ。

呼吸器を装着するので息継ぎも必要なく、平泳ぎやクロールの技術なんてほとんど必要ないから。

必要なのは海の中でバランスよく浮くこと。

それさえできれば十分だと思っています。

バランスよく浮く(中性浮力)は感覚がつかめないと中々難しい技術なのですが、体験ダイビングでは、インストラクターがそばについて浮力調整や残圧など全てを管理してくれるので安心です。

 

海人
海人

その全てを任せるショップ選びはとても重要です。

ショップ選びのコツや注意点は後半のほうでまとめています!

ダイビングの不安②:サメに襲われないの?

絶対とは言えませんが、ダイビングで出会うサメはほとんど襲ってきません。

近づいてもダイバーを避けるように優雅に泳いでいます。

レジャーダイバーがサメに襲われた事例も国内では今のところありません。

サーファーが襲われるのは水面でパドリングや波待ちをしている姿が、亀や弱った生物といったサメの好物と似ているからだといわれています。

餌と思って食べたら人間だったパターンですね。

多くのダイバーにとってサメは憧れの生物で、なかなか遭遇できるものでもないので見れたらラッキーって感じです。

海人
海人

しいて言うならサメよりもカワハギの方が怖い…

思いっきり向かってくるし指かじられるとまじで痛い

 

 

ダイビングの不安③:1人でも参加出来る?

お1人参加を歓迎しているショップは多くあります。

むしろ1人の方がインストラクターと1対1でより安心してダイビングができます。

離島や少人数制のショップでは1人で参加している方も多く、新しい出会いがあるのも楽しみのひとつですよ。

参加人数が多いショップだとスタッフの手が回らず、ないがしろにされたり、他の人のペースで説明が進んだりと流れ作業のようにダイビングが終わってしまうこともあります。

海人
海人

1人で参加する場合は『少人数制』または『お1人参加歓迎』で募集しているショップがおすすめです!

 

その他のよくある質問は別の記事でまとめています。
初めてのダイビングを前に不安がある方はぜひ読んでみてください。

 

ダイビングを楽しむコツと注意点

インストラクターと一緒にダイビング

ダイビングは重い機材を背負ったり、慣れない呼吸で1本潜るだけでも体力を使います。

初めての方や慣れていない方だと精神的な不安や緊張も重なり、終わった後はどっと疲れるかもしれません。

ダイビングの楽しさよりも疲れが勝ってしまってはもったいない!

事前にに少しコツや注意点をわかっておけば無駄な体力を使わずに済むのに!!!

体験ダイビングの前には、インストラクターが基本的な呼吸方法や耳抜きの仕方など簡単にレクチャーしてくれますが、詳しくは聞かないと教えてくれないはず。

ここで予習をして少しでも不安をなくして当日を迎えましょう!

基本の呼吸方法

ダイビングでは水中メガネをしているので鼻で呼吸ができません。レギュレーターという呼吸器を咥え、口で呼吸をします。

いつもの鼻呼吸と違うのでいきなり海で実践しようとすると呼吸のしづらさでパニックになるので、陸上で何度か練習して感覚を覚えてから海へ入るといいですね。

海の中では、緊張と焦りから呼吸が浅くなりがちです。

浅く早い呼吸を続けることは無意識のうちに体力が奪われエアーの消費も早くなってしまうので、
深くゆーっくりと呼吸を安定させることが無駄な体力消耗を防ぐポイントです。

 

余談ですが、写真を撮られる時に息を吐いてしまうと、上の画像のように泡で顔が隠れてちょっと残念な写真になっちゃいます。
カメラを向けられたら息を吸うか、苦しくならない程度にゆっくり吐くといいですよ!

 

 

泳ぎ方のコツ

ダイビングではバランスよく浮力がとれていれば、その場に留まることもできます。フィン(足ひれ)を装着しているので少し足を動かすだけでも簡単に前にも進みます。

体験ダイビングでは、ほとんどインストラクターが浮力などの管理をしてくれます、無駄に手足をバタバタしてしまうと体力を消耗してしまいます。

浮力調整以外の楽な泳ぎ方のコツとして、

タンクは背中の真ん中に背負い、体は水平に保ってゆっくり動く!
タンクの中心がずれると体もタンクの方へ引っ張られて傾きバランスがとりづらくなります。

また、体が起き上がり立ち泳ぎの状態になってしまうと波の抵抗を受けてバランスを崩してしまいます。

立ち泳ぎ

 

 

海人
海人

画像のような姿勢でバタバタしちゃうと、フィンでサンゴを蹴ってしまったり、海底の砂を巻き上げ視界を悪くしてしまったりと他のダイバーに迷惑をかけてしまうので注意しましょう!

耳抜きのコツ

なんとなく泳ぎ方がわかったら次は耳抜きです。

難しいように思われがちな耳抜きですがコツを掴めば簡単にできます。

・つばを飲む
・鼻をつまんで耳に空気を送る
・顎を動かす

などの方法がありますが、大事なのは耳が痛くなる前に抜くことです。

耳が痛くなってから耳抜きをしようとしても抜けないことが多いので、1メートル潜るごとに耳抜きをするイメージです。

どうしてもできない場合は少し浮上し、抜けない方の耳を上に向けると抜けやすくなります。

潜る前に耳の周りを温めたりマッサージをしておくのも効果的です。

 

痛みを我慢して潜ると中耳炎や難聴など耳のトラブルに繋がりますので注意です!

マスクに水が入った時の対処法

水中メガネ

初心者がダイビング中にパニックに陥りやすいマスクの浸水ですが、マスクが顔にフィットしていなかったり、笑っただけでも簡単に水は入ってきてしまいます。

だからといってダイビング中笑うなとは言えませんよね。

きちんとした対処方法を知っているのと、いないのではパニック度合いがかなり違ってきますのでここでご紹介しておきます。

簡単なので覚えておいて損はありません!

マスクに水が入らないようにするために

ゆるすぎずキツすぎない程度にヘッドストラップの長さを調節する
マスク痕がつかないようにとあまりゆるく装着すると頻繁に水が入ってきます。逆にキツすぎると耳抜きもしづらく頭痛を引き起こす原因にもなります。顔が引っ張られてブサイクにもなっちゃうよ…(小声)

前髪やもみあげがマスクの中に入らないようにする
前髪やもみあげがマスクに挟まっていると隙間からじわじわ水が入ってきます。海に入る前にバディと確認しあいましょう。

笑った拍子に水が入ってしまうのはしかたない
ダイビングショップの店員さんは明るく元気な人が多いですよね。海の中でもたくさん楽しませてくれます。笑った拍子にシワの隙間から水が入るのは仕方ないので、マスクから水を出す方法を覚えましょう!

マスクに水が入った時の対処法

オープンウォーターダイバーのライセンス講習で習う『マスククリア』をご紹介します。

マスクに海水が入っても焦らず対処できるようにしておきましょう!

マスクに溜まった海水を鼻の下から押し出すイメージです。

①軽く上を向く(斜め45度くらい)
②マスクの上部のふちを手で軽く抑える
③口から空気を吸って鼻から思いっきり出す

以上の3ステップで簡単にマスクに入った水を排出できます。

分かりやすい動画などもたくさんあるのでチェックしてみてください。

この時焦って鼻から海水を吸い込まないように注意しましょう!

海人
海人

マスククリアは、ふいに海水が入ってきた時だけでなく、マスクが曇って視界が悪いときなどにも対処できる技術です。

初めてのダイビングで重要なショップ選び

たくさんのボート

どんなに海が綺麗でも最低なショップに当たってしまうと、全てが台無しになります。

自分に合ったショップを見極めることはとても重要なこと。

ここでは初心者がショップを選ぶ際にチェックしたい3つのポイントを紹介します。

①初心者向けのショップかどうか
当日のスケジュールに余裕があり、ダイビング前にシュノーケルや呼吸器の練習があるところだと安心ですね。

事前に不安を無くすことが重要なので。

たくさん受け入れをしていて回転率を重視しているショップだと、移動して20分だけ潜って終了〜なんてところもあります。

2時間以上タイムスケジュールが取られているショップであれば急かされずゆっくり教えてくれて、安心してダイビングが出来るはずです。

少人数制かどうか
1グループ1〜4人までが理想です。
インストラクターの目も届きやすいし、自由度も上がります。

船があるか
他のショップと乗り合いだと船上が混雑するのもありますが、遠慮なくタバコ吸っていたり、ガラが悪かったりマナーが悪いショップと乗り合わせると面倒くさいです。

ちなみに…沖縄の人気ダイビングスポット【青の洞窟】は、陸からだと長〜い階段を20キロの機材を背負って移動します。超きついのでボートで行けるショップがいいですよ〜

旅行パックに付いているショップは、大量に受け入れられる大きいショップで大人数だったり、回転率を上げるために忙しいスケジュールだったりも多いので、一度HPやSNSなどでお店の雰囲気や口コミを確認するといいですよ!

初めてのダイビングであったら助かるもの

便利なダイビンググッズ

必須ではないですがあれば助かるものをピックアップしてみました。(上記画像参照)

海からあがったら高確率で鼻くそや鼻水が出てるので鏡があれば便利ですよ。

 

技術やコツよりもとにかく大切なこと

初心者がダイビングをする上で、泳ぎ方の技術やコツなんかよりもとにかく大切なことがあります。

無理はしない
異変や違和感はすぐに伝える

陸上と違い、水中では体に様々な圧が加わり身体に異変をきたすこともあります。

ダイビングは少しでも体調に不安があれば相談し、絶対に無理をしないことが大前提です。

『せっかくここまで来たし…』『気にしすぎていろいろ言うと迷惑かも…』とためらいがちですが、無理をして事故が起きてしまうことのほうがショップにとって迷惑になりかねません。

海人
海人

異変や違和感があれば些細なことでもインストラクターに伝えましょう!

 

ダイビングは人生に非日常と癒やしをくれる最高のアクティビティです!

初めてのダイビングが楽しい思い出になるよう願っています!

 

 

 

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